「共同行動」カテゴリーアーカイブ

【呼びかけ】天皇「代替わり」に反対する 2.11反「紀元節」行動へ

今年、1年をかけて行われる天皇「代替わり」儀式。それは、象徴天皇制の下で、隠されてい る皇室祭祀が、天皇制を支えるもう一つの柱にほかならないという事実をさらけだす。それらは 紛れもなく国家神道の儀式であることを無視してはならない。 私たちは、この「代替わり」総体との対決という課題を掲げた、今年の反天皇制運動を、天皇 制国家の起源として虚構された「紀元節」に反対する行動から開始する。 今年は、さまざまな天皇儀式が繰り出され、天皇制が神聖かつ大切なものであるという意識が、 人びとの日常意識にすり込まれる。それは、天皇の神聖性を通して日本国家の神聖性を自明のも のとする、国家主義の攻撃でもある。こうした攻撃にひとつひとつ反撃し、さまざまな視点から 天皇制を問い続けていこう。まずは、2.11 反「紀元節」行動へぜひご参加下さい。

講 師:菱木政晴 さん(靖国合祀イヤですアジアネットワーク、即位・大嘗祭訴訟呼びかけ人)

[日時]2月11日(月・休)13:15 開場(13:30 開始)集会後デモ

[会場]在日本韓国 YMCA 9F 国際ホール(JR・地下鉄水道橋駅)

[資料代]500 円

主催 ●天皇「代替わり」に反対する 2.11 反「紀元節」行動

【呼びかけ団体】 アジア連帯講座/研究所テオリア/戦時下の現在を考える講座/立川自衛隊監視テント村/反安保実行委員会/反天皇制運 動連絡会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/靖国・天皇制問題情報センター/連帯社/労働運動活動者評議会

【ネットワーク】集会・デモくらい自由にやらせろ!実行委員会

「新宿区におけるデモの公園使用規制問題」はその後も申し入れ・交渉が継続中である。一連の経緯を報告するとともに、民主主義の根幹ともいえる「デモの自由」に関わるこの問題への注目をあらためて訴えたい。

 発端は昨年六月に報じられたニュース(『東京新聞』は一面トップで報道)であった。新宿区が区立公園の使用基準を見直し、デモ出発に使用できる公園の規制に乗り出した(八月一日より実施)というものだ。これまで使用されていた柏木公園、花園西公園、西戸山公園が使えなくなり、区内では新宿中央公園だけになった。主な理由というのが、デモの騒音や交通規制で地域住民や商店、学校、ホテルなどが迷惑を被っているためだという。

 新宿区の「(二〇一七年度)公園別デモ出発実績」によれば、総回数は七七件、そのうち駅に近い柏木公園は五〇回。過去五年間の件数の推移でも倍増というほどでもない。そもそもデモに交通規制は当然のこと、「騒音」といってもマイクを使ったコールで訴えることは権利として認められていることだ。当初は「ヘイトデモ規制」と受け取った向きも多い。しかし対象はすべてのデモ。実際にヘイトデモは七七件中一三件に過ぎずヘイトを理由にデモ全体を規制するのはあり得ない。

 この決定に対しては、これまで柏木公園を利用してきた多くの団体、区議、弁護士、ジャーナリスト、憲法学者からも抗議の声が多く寄せられた。急きょ結成された「集会・デモくらい自由にやらせろ!実行委員会」は、新宿区に対して責任部局のみどり土木部・公園課に対して申し入れ、交渉の場を要求した。

 第一回は九月一八日、区側で出席したのは公園課の課長と係長。今回の決定に際して、具体的にどんな被害がどこから寄せられたのかを問い質すと、あいまいで漠然とした言い方で、各方面から騒音、交通規制で迷惑との苦情が多く寄せられていると繰り返すばかり。新宿中央公園を唯一残した理由も繁華街から離れているから良いと。デモは人里離れたところでやってほしいということらしい。

 議事録(六月二七日)によれば、公園課を統括するみどり土木部長が「(デモ参加者が公園に集まることについて)知らない方がかなり集まってくる状況というのは、近隣の方にとっては嫌な状況ではないか」「区民にとってはストレス」「私自身、自分が住んでいる家の近くの公園で、子供もおります」と自治体の責任者として考えられない発言をしている。こうした理不尽な判断基準がまかり通るのであれば、デモの権利などなきに等しい。

 九月二九日には、新宿デモと屋内集会(日本キリスト教会館)が行われ、実行委として新宿区に対して撤回を求める闘いを継続することを確認した。二回目の交渉(一一月二〇日)では、規制の根拠とされた町会・商店会の要望書が提出されるより以前(五月一四日)に、総務課長と弁護士が「区立公園におけるデモ出発地としての占用許可について」協議、さらにそれ以前に、総務課、危機管理課、公園課の間でシナリオがつくられていたことが判明した。続く第三回交渉(一二月二八日)には総務課長が出席。総務課長も公園課と同様に、デモ規制について何の疑問も感じず、当然だと思っている。騒音と交通規制で迷惑だと繰り返すので「では祭りや店の宣伝はどうなのか」と問い質しても、「それは問題ない」と居直る。日弁連の会長が懸念を表明している声明についても、「弁護士皆が読んでいるわけでもない」ととんでも発言。「総務課長の発言として社会的に問題になるぞ」と追及すると、あわててその場で謝罪・撤回した。ともかくお話にならないレベルなのである。

 次回は危機管理課長の出席も求めて日程を調整中(一月一二日現在)だが、ここまでで明らかになったのは、新宿区長や自民党区議の一部、商店会・町内会の顔役らの暗躍を背景に、区の各部署が、まともな検討・論議抜きに、表現の自由を踏みにじる決定を下したことだ。現在、新宿では、東口広場の歩道が「アルタ前」と呼ばれてデモの集合地点として定着しているが、この状況でいつまで続くかは分からない。というのも、豊島、渋谷、千代田、中央などデモではおなじみの各区における規制、さらには屋内施設での政治的テーマの規制も強まってきているからだ。天皇代替わり、サミット、オリンピックという情勢のなかで、進行する表現規制の現状に抗い、共同で反撃する闘いが求められている。

(藤田五郎)

【呼びかけ】天皇「代替わり」に反対する2・ 11 反「紀元節」行動への呼びかけ

 一一月三〇日に公表された誕生日記者会見における秋篠宮の発言は、国費を使って「公的」に行われる天皇の「代替わり」儀式がどうあるべきかということを皇族自らが語ったという意味で、「生前退位」の意向を表明した明仁の発言がそうであったように、明白な政治的発言にほかならなかった。前回の「代替わり」儀式において、「政教分離」の観点から疑義が提出され、その違憲性が訴訟でも争われた大嘗祭に関して、「やはり内廷会計で行うべきだと思っています」と秋篠宮は述べた。「大嘗祭自体は絶対にすべきものだ」が、「できる範囲で身の丈に合った儀式で行うのが、本来の姿ではないかなと思います」というのだ。

 政教分離と簡素化に配慮しているかのように報じられたこの発言は、しかし、大嘗祭をめぐる政教分離とは何かというときに、それが天皇家の「私費」とされる内廷費から支出しさえすれば問題ないという解釈を、皇室の側から示してみせたものとしてとらえなければならない。しかし、政教分離は国家が宗教的行為を行うことを禁止する規定であって、それは当然、国家の機関としての天皇にも及ぶのだ。内廷費も税金であり、とりわけ大嘗祭は、新天皇に神格を付与する「代替わり」における宮中の秘儀として、きわめて大きな意味が与えられ、マスメディアもこれを大々的に報道する。内廷費であれば請求分離違反にならないなどというのは、まったくのごまかしである。

 他方、政府の側は、即位の礼正殿の儀や剣璽等承継の儀などを「国事行為」として、また、大嘗祭を「公的」なものとして公費を支出する姿勢を変えようとはしない。少なくとも、大嘗祭に関してはその宗教性を国も認めているのに、「日本国および国民統合の象徴」である天皇の即位に関わる重大な儀式であるからとして、そのような行為を正当化しているのである。

 二〇一九年、一年をかけて行われる天皇「代替わり」とは、四〇ほどの一連の儀式と行事の総体である。それは、象徴天皇制の下で、日常的には表に出ないで隠れている皇室祭祀が、天皇制を支えるもう一つの柱にほかならないという事実をさらけだす。日頃、明仁天皇が「護憲」天皇であると持ち上げる人々は、これを「伝統・文化」の儀式として強弁するだろうが、それが紛れもなく国家神道の儀式であることを無視してはならない。

 そして天皇「代替わり」とは、このように神聖化された天皇儀式を経て、「新たな時代」の天皇制国家・日本の姿を演出する、大きな機会となるのである。安倍政権の掲げていた「改憲四項目」の国会提示は来年以降に持ち越される見込みだが、「新たな時代」の演出が、いわゆる「戦後レジーム」を最後的に解体する明文改憲への動きと連動していくことは間違いない。新天皇徳仁が、そこにおいていかなるイメージをまとうことになるのかはまだ不分明であるが、新天皇即位直後の五月に、新天皇・トランプ会見が予定されていることに明らかなように、日米同盟のもとでの戦争国家体制に、より適合的な天皇制として、その役割を果たすに違いない。

 私たちは、この「代替わり」総体との対決という課題を掲げた、二〇一九年の反天皇制運動を、2・11反「紀元節」行動から開始していくべく、準備を開始している。言うまでもなく2・11は、神武天皇の建国神話に基づく天皇制の記念日だ。そして私たち反天皇制運動の実行委構成団体も合流して、首都圏において、反天皇制運動の大きな枠組みとして「終わりにしよう!天皇制『代替わり』反対ネットワーク」(おわてんねっと)も結成され、2・24の天皇在位三〇年式典反対行動に取り組もうとしている。この式典は、まさに「平成天皇制の三〇年」を向こう側から総括し、それを「国民こぞって」祝い、「代替わり」に向かっていこうという儀式となる。そして、新「元号」発表、四月三〇日の明仁退位─五月一日の徳仁即位、愛知植樹祭や秋田海づくり大会、茨城国体への新天皇の出席などが続く。新潟でおこなわれる国民文化祭は、「代替わり」後に天皇行事へと「昇格」する。そうして、秋の即位の礼、大嘗祭へと天皇行事は続いていくのだ。

 次から次へと、さまざまな天皇儀式が繰り出され、天皇制が神聖かつ大切なものであるという意識が、人びとの日常意識にすり込まれる。それは、天皇の神聖性を通して日本国家の神聖性を自明のものとする、国家主義の攻撃でもある。こうした攻撃にひとつひとつ反撃し、さまざまな視点から天皇制を問い続けていこう。2・11反「紀元節」行動への参加賛同を訴える。

 

天皇「代替わり」に反対する 2・11反「紀元節」行動

【呼びかけ団体】アジア連帯講座/研究所テオリア/戦時下の現在を考える講座/立川自衛隊監視テント村 /反安保実行委員会/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が代」強制に反対の意思表示の会/連帯社/労働運動活動者評議会

【集会報告】終わりにしよう天皇制 2018 大集会&デモ

一一月二五日、千駄ヶ谷区民会館で「終わりにしよう天皇制 2018  11・25大集会&デモ」が開催された。主催は〈終わりにしよう天皇制! 「代替わり」反対ネットワーク〉(おわてんねっと)。首都圏の、それぞれに課題を持ちながらも天皇制の問題を継続的に考えて来たグループが、これから一年、天皇の「代替わり」について議論し、行動をつくり出そうと集まってできた。構成メンバーは昨年以来、緩やかに共闘し続けてきた仲間たちで、反天連も参加している。これはその結成お披露目集会だ。

集会は、第一部、コント「忘れられないあの娘」と、栗原康さん講演。コントは昨年も登場した気鋭の「芸人」。今回は声の新人も。栗原さんの講演「みんな天皇制がきらい」は、「大正時代」の天皇制批判として、金子文子や朴烈、大杉栄、幸徳秋水などの言葉を紹介しながら、当時の天皇制・反天皇制の思想について語られ、象徴天皇制論にいきつく。当時の思想が、現代社会にも通じる部分も少なくなく、この変わらなさは恐い。

二部は「野戦之月」有志の会による芝居で幕開け。野戦之月が屋根・壁・床に囲まれて公演。そこは暗い皇居の「お堀」端か。河童に連れてこられた車いすの男と、そこに現れる怪しき者たちとの会話。会場はすっかりテントと化した。「野戦之月」とはおそらく一〇年ぶりのコラボで、嬉しい。

そして「3分で反対!天皇制」。東京琉球館の島袋マカト陽子さん、反五輪の会のいちむらみさこさん、女たちの戦争と平和資料館から池田弓子さん、即位・大嘗祭違憲訴訟の会から桜井大子が次々に発言。まるで数本のコラムを一気に読まさられた感。それぞれのテーマは切実で、凝縮された時間であった。最後に、おっちんズによる「元号やめよう」と「天皇制はいらないよ」の歌。元気倍増でデモ出発。

朱に金色の龍踊る縦断幕と旗やプラカード。原宿・渋谷の街に「終わりにしよう!天皇制」の声を響かせた。

(大子)

【集会報告】東京育樹祭反対行動

一一月一七・一八日、皇太子出席のもと、東京育樹祭が江東区の海の森公園予定地(一七日)と、調布市の武蔵の森総合スポーツプラザ(一八日)で開催された。 

いわゆる天皇「三大行事」として植樹祭が毎年行われているが、天皇が植樹した地域を皇太子が訪れ、「お手入れ」をする儀式が育樹祭(全国国土緑化機構主催、林野庁後援)。今回のそれは、一九九六年の東京植樹祭に対応するものだ。今回「お手入れ」は海の森でおこなわれたが、五〇〇〇人規模の記念式典は、なぜか植樹祭とは関係のなかった武蔵の森総合スポーツプラザで行われた。

首都圏で反天皇制の共同行動をとりくむ「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク」(おわてんねっと)のメンバーは、朝七時に式典会場に続く京王線飛田給駅前に集合し、ビラまき情宣を行なった。

式典開始は一〇時。にもかかわらずこんなに朝が早いのは、一般参加者は厳重なボディチェックを受けるために朝八時に集まることになっているからだ。つまりは、天皇警備のあおりでもある。

一一人が集まり、横断幕を広げてハンドマイクでアピール。最初はほとんど人が通らなかったが、しばらくして明らかに市民の一般参加者がぞろぞろと通っていく。ビラの受け取りは悪くなく、一時間ほどで三〇〇枚近くがはけたが、反対運動の存在を想定していないためか、ビラを見てぎょっとした顔をした人もちらほら。

事前に想定していなかったのは権力の側も同じだったようだ。情宣を始めてしばらくすると、七、八人の私服がわらわらやって来て、写真を撮ったりしていたが、とくに介入はなかった。こいつらは、行動の終了後駅を移動して休憩のために入った店の近くまでついてきて、解散するまで監視していた。

なお、その日の午後、朝のビラまきに参加していたAさんが所用で近所に出ると、たまさか皇太子が通るという。立ち止まって眺めていたところ、二、三〇人の私服に二重三重にとり囲まれて封じ込められてしまった。ちなみに、式典会場から東宮御所に帰るためには遠回りになるコース。どこで寄り道をしてたのか。皇太子の車が通り過ぎてようやくAさんは「解放」された。

天皇・皇族が行くところ、常に人権侵害が繰り広げられるのだ。

(北野誉)

【呼びかけ】「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク」への賛同を!

http://www.mkimpo.com

 

 「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク」(おわてんねっと)は、2019年11月に予定されている大嘗祭まで、1年間の期間限定の活動を通じて、明仁退位・徳仁即位の全過程に抗議し、マスコミや行政などを通じて拡散される奉祝賛美キャンペーンや、巨額の税金を投入して行われる種々の代替わり儀式に反対していきます。

 おわてんねっとは、この活動に向けて、賛同団体を広く募ります。ふだんは違うテーマで活動されている皆さん、主体的に運動を担うことが困難な皆さん、どんな少人数の団体でも、賛同団体に名前を連ねていただくことは大歓迎です。

 賛同団体は、インターネットを含む団体名の公表を行ないます。賛同費は無料です。私たちの諸活動の方針は、月に1~2回開催される事務局会議で決定します。
 意見の違いを暴力をもって解決しようとする団体の賛同はお断りします。

賛同呼びかけ文 → ダウンロードはここから
メールによる賛同もいただいています。

おわてん賛同よびかけ1
おわてん賛同よびかけ2

【呼びかけ】終わりにしよう天皇制 11/25集会へ!

 



終わりにしよう天皇制2018 11・25大集会&デモ → download


【1部】
・コント 「忘れられないあの娘」
・講演 栗原康(アナキズム研究、著書『何ものにも縛られないための政治学』ほか)

【2部】
・芝居 「野戦之月」有志
・3分で反対!天皇制
   島袋陽子さん(東京琉球館)
   いちむらみさこさん(反五輪の会)
   池田弓子さん(女たちの戦争と平和資料館)
   桜井大子(即位・大嘗祭違憲訴訟の会)
・「元号いらない」署名から報告と行動提起/「おわてんねっと」から呼びかけ
・歌 おっちんズ「天皇制はいらないよ」「元号やめよう」

★集会後、渋谷へ向けてデモ

日時:2018年11月25日(日)午後1時15分開場/1時30分開始 
会場:千駄ヶ谷区民会館2階集会室
主催:終わりにしよう天皇制!「代替り」反対ネットワーク

天皇の自己申告で始まった「代替り」も、いよいよ佳境に入りつつある。2019年4月30日明仁退位、翌5月1日メーデーに堂々の新天皇徳仁即位。秋には即位礼、大嘗祭。奉祝賛美の雨あられ、「お人柄」報道の大洪水。

腐っている。もう全面的に腐っている。忖度とおべんちゃらの腐敗臭があたりに充満している。もう耐え難い。耐え難きは耐えられない!

だから私たちは、「終わりにしよう天皇制!『代替り』反対ネットワーク」を結成し、来年11月までの集中的な闘いを挑む。

昨年大好評だった「終わりにしよう天皇制大集会デモ」を11月25日に開催し、これをネットワークの活動のスタートとしたい。

天皇制に反対する皆さん、「代替り」プロセスに異議ある皆さん、よく分からんけど変だと思う皆さん!来たれ11・25集会デモに!

超総力結集でよろしくお願いします!

 

*この行動は終了しました。

写真が以下にあります。

http://www.mkimpo.com/diary/2018/hanten_18-11-25.html









【集会報告】「明治150年」記念式典反対銀座デモ

政府の記念式典を翌日に控えた一〇月二二日夕方、日比谷公園霞門において、「明治150年」記念式典反対デモが反天皇制運動の一日実行委の主催で行われた。

二三日の政府主催の記念式典は憲政会館で行われた。しかし一九六八年の「明治100年式典」と比べると、規模もはるかに縮小され、三〇分たらずの式典で、天皇の出席もなかった。共産党、自由党、社民党議員も欠席するような式典。メディアも書いているが「代替わり」を控えて、「政治利用」との批判をかわそうとしたからではないか。

実行委の主催者発言は、「明治一五〇年」とは近代天皇制国家の歴史に他ならず、アイヌ、琉球に対する併合に始まる植民地支配と侵略戦争の歴史である、にもかかわらず「明治の精神」の「健康さ」をうたいあげる一五〇年キャンペーンの欺瞞性を批判した。

続いて、二〇日に、明治一五〇年への批判も含めて、3・1朝鮮独立運動一〇〇周年キャンペーン集会に取り組んだ「日韓民衆連帯全国ネットワーク」、一一月二五日に「終わりにしよう天皇制 2018大集会&デモ」を準備している「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク」、二三日当日に渋谷でのデモを計画している「反戦・反天皇制労働者ネットワーク」の連帯発言を受けて銀座デモに出発。

デモに対する右翼の妨害は、さほど大きなものではなかったが、外堀通りに出る手前で先頭の横断幕を奪おうとする右翼が突入してもみ合いとなった。横断幕が奪われたりけが人が出たりということはなかったが、鉄製のポールが破損させられた。また、デモの人数並みの大量の公安、過剰な警備が目立った。

デモ終了後、新宿区の公園規制をはじめとするデモ規制反対に取り組む「デモ・集会ぐらい自由にやらせろ!」実行委からのアピールを受けた。この日の行動でも、日比谷公園の管理事務所は、デモに対するさまざまな規制を条件付けてきた。こうした問題も、運動圏においてひろく共有されていかなければならない。参加者は六〇名だった。

(実行委/北野誉)

【呼びかけ】「明治150年」 記念式典 反対 10.22デモ

■10 月23 日(火)に政府主催による「明治150 年記念式典」が永田町の憲政会館で開催されます。

■政府は今年、「『明治150 年』をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要なことです」との認識のもとで、地方自治体や民間もまきこみ全国各地での記念行事を呼びかけました。

■日本(近代天皇制国家)の「明治以降の歩み」とは、琉球(沖縄)やアイヌ(北海道)に対する力による併合の歴史であり、朝鮮半島や台湾への植民地支配と侵略戦争の歴史にほかなりません。

■「明治の精神に学(ぶ)」とか「日本の強みを再認識する」ことではなく、近代天皇制国家の侵略と植民地支配の歴史を反省し、被害者への補償と謝罪をするこそが求められていることです。

■私たちはこの式典に反対の声を、開催前日の夜に、あげたいと思います。ぜひ参加下さい!

[日時]10月22日(月)/18:30 集合 (19:00 デモ出発)
[集合場所]日比谷公園 霞門
*日比谷公園の環境省・厚労省などがある側(西側)の門

主催 ●「明治150年」記念式典反対デモ実行委員会
【呼びかけ団体】
アジア連帯講座/研究所テオリア/戦時下の現在を考える講座/立川自衛隊監視テント村/反安保実行委員会/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/連帯社/労働運動活動評議会

 

*この行動は終了しました。

以下に写真があります。

→ www.mkimpo.com/diary/2018/meiji150_ceremony_no_18-10-22.html

【呼びかけ】「明治150年記念式典」反対10.22デモ実行委員会へ参加を

8月10日の産経新聞は、「10月23日に政府主催『明治150年記念式典』開催へ」と題して以下のように報じています。

「政府は10日の閣議で、今年が明治改元から150年に当たることを踏まえ、政府主催の記念式典を10月23日に東京・永田町の憲政記念館で開くと決定した。菅義偉官房長官は記者会見で「明治以降のわが国の歩みを振り返り、未来を切り開く契機としたい」と述べた。内閣府に10日付で準備室を設置したことも発表した。/明治への改元は、明治天皇の即位に伴い1868年10月23日に行われた。「明治100年」だった昭和43年10月23日には、東京・北の丸公園の日本武道館で昭和天皇・皇后両陛下ご臨席の下、当時の佐藤栄作首相ら三権の長らが出席して政府主催の記念式典を開催した」。

政府は今年、「平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して満150年の年に当たります。この『明治150年』をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要なことです」との認識のもとで、地方自治体や民間もまきこみつつ「明治150年」に関連する様々な取り組みを行ってきた。どれほど話題になっているかはともかく、全国各地で相当な数の「明治150年」を冠に付けた企画が行われてきているようで、また今後も行われつつあるようです。

その集大成としての「明治150年記念式典」の開催が(予想されていたとはいえ)冒頭の記事のようにようやく発表されました。

式典への天皇の参加は、いまのところ明らかにされていませんが、今年3月の「琉球処分」の日を選んだ沖縄訪問と国境島・与那国島への初訪問、8月の「北海道150年記念式典」へ出席といった天皇の動きを見るに、この「明治150年記念式典」への参加は、おそらく間違いないと思われます(そもそも天皇が参加しない「明治150年記念式典」などありうるでしょうか?)

政府の「明治150年記念事業」の企てに対して、私たちは、例年取り組んでいる、2.11反「紀元節行動」、4.28-29沖縄デー・反「昭和の日」連続行動、8.15「反靖国」行動のいずれにおいても、今年は「明治150年」批判を掲げた行動を行ってきました。

そうした行動の積み重ねの上で、この10月23日の「明治150年記念式典」に対しても、抗議の声を上げる行動に取り組みたいと思います。

具体的には、前日10月22日(月)の夜のデモを考えています。

8.15「反靖国」行動の実行委員会が解散したばかりですが、この取り組みの1日実行委員会にぜひ参加下さい。