「発行物」カテゴリーアーカイブ

【月刊ニュース】反天皇制運動Alert 29号(2018年11月 通巻411号)

今月のAlert ◉ 歴史認識をめぐる社会のゆらぎの中で いまこそ「終わりにしよう!天皇制」(蝙蝠)
反天ジャーナル ◉ ─核女、ななこ、日報でも探してろ!
状況批評 ◉ 明仁と天皇制を考える(清水雅彦)
書評 ◉ 小田原紀雄『磔刑の彼方へ──社会活動全記録(上・下)』(中西昭雄)
ネットワーク ◉ 三〇年ぶりの天皇「代替わり」──攻防線を引きなおせ(井上森)
太田昌国のみたび夢は夜ひらく〈102〉 ◉ 東アジアにおける変革の動きと、停滞を続ける歴史認識(太田昌国)
マスコミじかけの天皇制〈28〉◉ 「放射能は安全!?」「天皇制は全ての差別の根源」ではなくなった、だって?─〈壊憲天皇明仁〉その26(天野恵一)
野次馬日誌
集会の真相◉ スポーツ(活動)の主役は誰か/緊急会議連続シンポジウム「福島とチェルノブイリ」/朝鮮半島の大転換と日本の進路/差別・排外主義を許すな!生きる権利に国境はない!/「明治150年」記念式典反対銀座デモ
学習会報告◉ 菱木政晴『市民的自由の危機と宗教―改憲・靖国神社・政教分離』(二〇〇七年、白澤社)
反天日誌
集会情報

前号の目次はこちら

*2018年11月5日発行/B5判16ページ/一部250円
模索舎(東京・新宿)でも購入できます。
http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/

【紹介】反天連パンフ『Alert!!! 「代替わり」状況へ』

今年の七月末に行われた、PP研の連続講座「平成代替わり」で、私も報告者の一人だった。私が担当したのは「昭和Xデー」に対する反対運動の体験・経験について。最後の方で、これらと比べても、現在進行形の「平成代替わり」に対するたたかいは、様々な点で困難である(周知のことではある)ことを述べた。とてもあの時のような人々の結集はできないだろうということなのだが、では、どうするのか、どう考えるのか、ということになる。私が最後に述べたのは、「(極)少数派たらざるを得ないのは以前から分かっていたこと、反天の闘いは、どんなに小規模になろうが必要なデモをやり続けること、何が問題なのか、たえず、また、ポイントごとに、声明やアピールを発し続けること、それが長い目でみても意義・意味を持つであろうこと……」というようなことで、結局、「現在の反天連がやっていることがまったく正しい」と結論づけた。まあ、「内輪ぼめ」かも……。

今年八月一五日に発行された本パンフは、反天連の久しぶりのパンフ=最新のパンフで、機関紙”ALert”の二〇一六年七月号から一八年四月号まで掲載された「主張や見解」、天野恵一の連載「マスコミじかけの天皇制」が収められたものである。初めの数か月は、「アキヒト退位表明」から始まった「代替わり過程」への衝撃が、色濃く反映されている。にもかかわらず、このことの意味するもの=問題点を的確に指摘しているのは、「さすが」である。

アキヒト(+ミチコ)の目指した「再定義されるべき象徴天皇制」と安倍右翼政権の思惑の違いがリアルにわかる。退位=禅譲・譲位の自由権を確保しようとする(皇室典範改正?)アキヒトらと、憲法上の「建前」等をもって「一代限りの特例法」で対処しようとする政府。そのいわば「せめぎあい」の中で、実際の「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が制定(挙国一致!?)されていく。一つの肝は、特例法でありながらアキヒト以降の「退位・禅譲」も可能としている点であろう。「象徴天皇制は私たち(皇室)のもの」という「意向」に、安倍らが「妥協」せざるを得なかった、と推測される。背景にあるのは「退位意向」に対する「多数の国民の同情・共感」がある、としていることだ。このことはある意味、アキヒトの目指したもので、まるでどこかの商店か同族会社の高齢の社長が引退して「ご隠居」となり、息子にその地位を譲る、という話であるかのようにして、庶民的な「共感」を得ていくことに成功した、といえる。政治的権能は有していないとしても象徴天皇は現憲法に規定された「国家機関」である。従って、退位・禅譲は表明したアキヒトの政治意志である。そのことにより新たな法律が創られるということは明確な「政治権限の行使」で、「憲法違反」。その問題をクリアする手段として使われているのが「国民多数の共感(総意ではないぞ)」で、これは象徴天皇制を永続させようとする、最強の武器、である。本パンフでは、ここらの違憲性や問題点を暴き出しているが、ほとんど「黙殺」される極少数派。さらに「国民の共感」は、安倍政治を批判する人々に、それに対抗しているアキヒト・ミチコへの期待・賛美という倒錯を、広範に生み出している。

本パンフ全体を通しての、もう一つの大きなテーマは、反天皇制運動が直面している「民主と人権諸運動」における「代替わり問題」の無視・軽視、反天課題「持ち込み」への警戒感、アキヒト賛美傾向等々をめぐってである。昭和Xデー闘争のような広がりをもちえない(だろう)という、予測の根拠でもあるが、ここは要するに「原点に立ち返って」構想と展望を考えていく、ということしか、ないと思う。まあ「少数派根性」といわれてしまえばそれまでだが、反天皇制運動は、戦後日本社会において大きな大衆運動として展開されてきたわけではない。あの昭和天皇に対してさえ、それなりの大衆運動らしくなったのは、「Xデー」が近づいた八〇年代で、反天連の活動を基盤としたものであった。象徴天皇制というこの扱いにくい「政治制度」に切り込んでいった反天連、天野の努力は、今日も生き続けている。

私たちは「民主主義に天皇制はいらない」という主張を獲得し、その根拠の一つに「貴族あれば、賎民あり」という古くからの反差別思想があることをアピールしてきた。これが心ある人々に受け入れられる機会は、きっと広がる。このパンフで示し続けてきたような、主張・アピールを、今後も続けていくこと。以前にもまして役に立っていない(生産性のない!)私ですが、できる限りのことはやり続けます。 *九月三〇日、沖縄で玉城デニーが勝ってくれた。奮闘を続ける沖縄民衆に敬意を表します。

(高橋寿臣)

【月刊ニュース】反天皇制運動Alert 28号(2018年10月 通巻410号)

今月のAlert ◉ 本当に終わりにしたい天皇制(桜井大子)
反天ジャーナル ◉ ─捨てられし猫、宮下守、橙
状況批評 ◉ あらためて裕仁の戦争責任を考える ─オウム真理教元幹部らの死刑執行で(中嶋啓明)
書評 ◉ 『ブラックボランティア』──八月の太陽のもとで(暗黒聖闘士)
紹介 ◉ 反天連パンフ『Alert!!! 「代替わり」状況へ』(高橋寿臣)
太田昌国のみたび夢は夜ひらく〈101〉 ◉ 日米首脳会談共同声明から見抜くべきこと(太田昌国)
マスコミじかけの天皇制〈27〉◉ 天皇が「神格」をえる〈カミとなる〉儀式をめぐって─〈壊憲天皇明仁〉その25(天野恵一)
野次馬日誌
集会の真相◉ おことわリンク・映像講座/大軍拡と基地強化にNO!アクション2018集会/PP研連続講座 東京オリンピックと『生前退位』/生前退位、何が問題か 第4回 学習会 「道徳」教育に潜むもの!/天皇代替わりと民主主義の危機─関西連絡会が集会/集会・デモくらい自由にやらせろ!
学習会報告◉ 安丸良夫『近代天皇制像の形成』
反天日誌
集会情報

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*2018年10月16日発行/B5判16ページ/一部250円
模索舎(東京・新宿)でも購入できます。
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【紹介】『季刊ピープルズ・プラン』81号【特集】象徴「天皇陛下」万歳の《反安倍(リベラル)》でいいのか?

ピープルズ・プラン研究所機関誌で、天皇制に関する特集号が出ました。

反天連メンバーや常連執筆者もたくさん登場しています。

2018年9月発行

定価:本体1300円+税

PP表紙のサムネイル

目次より:
特集 象徴「天皇陛下」万歳の《反安倍(リベラル)》でいいのか? 代替わり状況下の〈安倍政治〉と〈天皇制〉
特集にあたって── 天野恵一
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=207

[座談会]「平成天皇制」の独自の政治的統合力-安倍政権との対立と共存をめぐって
太田昌国×鵜飼哲×天野恵一(司会)

象徴天皇制と戦後憲法-歴史学の視座から──伊藤晃

《片山杜秀批判》「象徴天皇制の虚妄に賭ける!?」──田中利幸
《島薗進批判》「神聖」か、「象徴」か、いかなる「国家神道」か──北野誉
《白井聡批判》「天皇による天皇批判」という妄想──松井隆志
《内田樹批判》「日本的情況」に足すくわれた“知の巨人”──中嶋啓明

憎悪の美学-天皇=平和言説の根源にあるもの ──小倉利丸
天皇制に無批判な「生前退位」大報道 ──山口正紀
皇室におけるジェンダー 「眞子さま」婚約騒動──千田有紀
戦後憲法と象徴天皇制 憲法学の立場から ──中北龍太郎
只今闘病中-読書ノート(33) 平成代替わり〈「生前退位」騒ぎ〉の中で(7)──天野恵一

北村小夜さんインタビュー──聞き手:天野恵一・鶴田雅英
かつての愛国少女から見た象徴天皇制の「生前退位」

安倍改憲をつぶす、その先に何を展望し、実現するか──武藤一羊

ほか

購入申し込みはこちら

http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd0/index.php?id=47

 

【月刊ニュース】反天皇制運動Alert 27号(2018年9月 通巻409号)

今月のAlert ◉ 天皇「代替わり」をめぐる活発な動き 「明治150年」反対の行動にも参加を!(北野誉)
反天ジャーナル ◉ ─宗像充、よこやまみちふみ、なかもりけいこ
状況批評 ◉ 天皇の人権(中山千夏)
書評 ◉ 『明治日本の産業革命遺産・強制労働Q&A』(梶川凉子)
書評 ◉ 『母の憶い、大待宵草─よき人々との出会い』 (蝙蝠)
太田昌国のみたび夢は夜ひらく〈100〉 ◉ 百年後のロシア革命─極秘文書の公開から見えてくるもの(太田昌国)
マスコミじかけの天皇制〈26〉◉ 「平成」最後の「全国戦没者追悼式」の〈オコトバ〉─〈壊憲天皇明仁〉その24(天野恵一)
野次馬日誌
集会の真相◉ 2018 ヤスクニキャンドル行動/日本帝国主義一五〇年を沖縄から問う(つくば)/「明治150年」天皇制と近代植民地主義を考える8・15行動/幻の問題作・映画『叛軍№4』の上映とトーク/「元号いらない」の声、新宿アルタ前に響き渡る「憲法と天皇制」練馬の会学習会
学習会報告◉ 村上重良『天皇制国家と宗教』
反天日誌
集会情報

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*2018年9月4日発行/B5判18ページ/一部250円
模索舎(東京・新宿)でも購入できます。
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【パンフレット】Alert!!! 「代替わり」状況へ

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*2016年7月〜2018年4月に反天連ニュースに掲載された主張、声明、天野恵一の連載(マスコミじかけの天皇制)をまとめてパンフレットにしました。

2018年8月15日刊行/頒価300円

 

 

まえがき─このようにして象徴天皇制の強化・再編は準備された

 

反天連としては久しぶりのパンフレット発行だ。毎月のニュース発行にも喘いでいる私たちをパンフづくりに向かわせたのは、二〇一六年七月一三日、明仁の「生前退位」意向表明を伝えたNHKスクープ事件からの二年間が、あまりにもめまぐるしく過ぎ去ったからだ。事態は急ピッチで動き、新たな事態も次々と起こる。天皇課題以外の深刻な課題も多く、それはもう怒濤の日々としか言いようがない。多くの課題がバトンリレー競争のごとく次々と現れては走り去っていくように見える。実は何一つ走り去ってなどいないのだが、一つひとつの深刻な課題は、まるでゆめまぼろしであったかのように、テレビやPCの枠の中の現象として多くの人たちに消費されているようだ。

そのようななかで、私たちは天皇の意向表明以降、「生前退位」のための法制化問題、具体的な「代替わり」問題や、付随して出てくる「退位・即位・大嘗祭」、「改元」、等々の問題について、それらがいかに民主主義に反し、立憲主義を破壊し、主権在民も平等主義も政教分離原則も、投げ捨てることであるかを訴えてきた。

本パンフは、反天連がその時々において、“ニュース“Alert〟紙上で出してきた見解や主張の一年一〇ヶ月分をまとめたものだ。構成としては、二〇一六年七月号〜二〇一八年四月号掲載の、反天連声明【反天連からの呼びかけ】01〜03、主張欄としてある「今月のAlert」、天野恵一の連載「マスコミじかけの天皇制」10〜21を、時系列で並べた。それは、天皇制vs反天皇制の簡単な記録でもある。

わずか一年一〇ヶ月のことであるが、そこに横たわっているのは、戦後象徴天皇制始まって以来の、未曾有の天皇制強化・再編の歴史だ。だが、渦中を走っているときには、いろんなことが後景となって遠ざかっていくことが多い。すでに忘れさっていることもあるのではないか……。いかんせん、この怒濤の二年間に起こった時事は、数倍の年数分に相当する多さと言ってもおかしくないのだから。そして、私たちの「代替わり」に反対する運動は、まだまだ渦中にある。だから、ここで少し二〇一六年七月以降をふり返ってみた方がいいのではと、思うに至ったのだ。というわけで久しぶりのパンフ発行とあいなった。本パンフで、反天視点の約二年間をわずかでも読み解いてもらえれば嬉しい。そして、これからの反天皇制の運動をともにしていただければ、と願う。

二〇一八年八月一五日 反天皇制運動連絡会

【月刊ニュース】反天皇制運動Alert 26号(2018年8月 通巻408号)

今月のAlert ◉ 「生産性」が国家によって簒奪された状況をはねかえすために(蝙蝠)
反天ジャーナル ◉ 核女、怒鰐、必勝法は勝つまでやめない
状況批評 ◉ 朝鮮半島情勢をどのように見るか─東アジアの平和と非核化への好機(湯浅一郎)
ネットワーク ◉ 連続講座「安倍改憲と憲法9条」で共に議論を!(白川真澄)
ネットワーク ◉ 米軍・自衛隊参加の総合防災訓練に反対しよう! (藤田五郎)
太田昌国のみたび夢は夜ひらく〈99〉 ◉ オウム真理教幹部一三人の一斉処刑について(太田昌国)
マスコミじかけの天皇制〈25〉◉ 「元号」・オリンピック・オウム大量死刑執行と「平成代替わり」の政治 ─〈壊憲天皇明仁〉その23 (天野恵一)
野次馬日誌
集会の真相 ◉ 女性と天皇制研究会学習会 天皇制から続く家制度/なぜ元号はいらないのか?/2020東京オリンピックいらない!原宿アピール&渋谷デモ/死刑執行に抗議する集会/「天皇制では、国民を作るが市民は育たない!」/反「昭和」Xデー闘争の「経験」を通して、「平成」代替わりを考えるPart2
学習会報告 ◉ 千葉慶『アマテラスと天皇─〈政治シンボル〉の近代史』
反天日誌
集会情報

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*2018年8月7日発行/B5判18ページ/一部250円
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【月刊ニュース】反天皇制運動Alert 25号(2018年7月 通巻407号)

今月のAlert ◉ 「天皇代替わり」騒動はまっぴらだ! 7・21「なぜ元号はいらないか」集会へ!(桜井大子)
反天ジャーナル ◉ ラディカル・文平、トメ吉、橙
状況批評 ◉ 象徴天皇制こそ倫理的頽廃の根源(彦坂諦)
ネットワーク◉明治公園のオリンピックによる追い出しを許さない!〜国賠訴訟提起〜(首藤久美子)
紹介 ◉ 2020オリンピックに抵抗するためのパンフレット集 (宮田仁)
太田昌国のみたび夢は夜ひらく〈98〉 ◉「貧しい」現実を「豊かに」解き放つ想像力(太田昌国)
マスコミじかけの天皇制〈24〉 ◉ 首都圏原発「東海第2」再稼働・オリンピック・「生前退位」─〈壊憲天皇明仁〉その22(天野恵一)
野次馬日誌
集会の真相 ◉ 三〇年前の天皇代替わり時の社会をふりかえる(つくば)/天皇・皇后は、なぜ「人気」があるのか?(練馬)/3・1朝鮮独立運動100周年キャンペーン 日本と朝鮮半島の関係を問い直す/おしつけないで! リバティ・デモ
学習会報告 ◉ 鶴見良行『日本の写真 天皇論/写真論1957-72』(鶴見良行著作集第一巻『出発』〈みすず書房〉所収)
反天日誌
集会情報

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*2018年7月10日発行/B5判16ページ/一部250円
模索舎(東京・新宿)でも購入できます。
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【紹介】「女たちの21世紀」No.94 【特集】生活から問う改憲と天皇制

アジア女性資料センターさんから、反天連メンバーも執筆した天皇制特集の機関誌が発行されました。

 

注文はこちらから。

 

「女たちの21世紀」No.94 【特集】生活から問う改憲と天皇制

 

2018年6月発行no94
単価 : ¥1,296 (税込・送料別)
アジア女性資料センター発行/夜光社発売

 改憲、天皇制、というテーマは、何か「頭のいい人たち」が論じ合う「あっちの話」と受け取られがちではないだろうか。それは本当なのか。むしろそれは、私たちの体の中にしっかりと埋め込まれた、あまりにも身近で日常的なものなのではないのか。(中略)
改憲と天皇制は、差別や人権侵害で支えられた社会のありようや、私たち自身の立ち位置について、そのままでいいんだよ、それがフツーなんだから、と甘い声でささやきかける。だからこそ、私たちは、身内に巣食って離れないその病根を取り除く闘いへ向け、まず、病根を見つめ直すところから始めてみたい。(「特集にあたって」より)

・・・・・・

特集 生活から問う改憲と天皇制

【特集にあたって】 身内に埋め込まれた病根との闘い 竹信三恵子

沖縄の女性と憲法  宮城晴美

被ばくを避ける権利――原発事故による母子避難生活をつづけて  森松明希子

夕張と憲法― 時代が求めるエンパワーメント  熊谷桂子

天皇制の「伝統文化」という暴力― 女人禁制、家父長制  桜井大子

「靖国」をめぐる社会意識と「戦争できる国」   田中伸尚

【インタビュー】 京極紀子さん 教育現場における「日の丸・君が代」強制と天皇制

差別と天皇制 ― 在日朝鮮人の視座から  朴利明

【コラム】 女性週刊誌で天皇家はどう描かれているのか  千田有紀

[国内女性ニュース]

「女人禁制」は女性差別、「伝統」とは認めない  畑 三千代

宋神道さんの人生  梁澄子

国際女性デー「ウィメンズ・マーチ東京2018」を終えて  濱田すみれ

前財務次官のセクシュアル・ハラスメント事件は日本の「分水嶺」となるか  林美子

東京都教育委員会「学校での性教育」に介入ふたたび  山家直子

森友・加計問題――明らかになる安倍疑獄、国家犯罪  船橋邦子

優生手術被害者とともに歩むということ  横川ひかり

[海外女性ニュース]

韓国の米軍基地村「慰安婦」 国家責任を認めた初の判決と、その歴史的意味  李娜榮

韓国:#MeTooが世界を変える!― 「#MeToo運動と共にする市民行動」の発足  キム・ジヘ

済州4・3周年、「苦痛と記憶の共有」  李昤京

スーダン:レイプした夫の殺人罪で死刑判決 「ヌーラに正義を」キャンペーンはじまる  金潣娥、濱田すみれ

[連載]
フェミの本棚
アンコールからのんびり便り  中川香須美
フェミ×アート 人間の叫びとしての「慰安婦」問題に向きあう 二人芝居「キャラメル」きむ・きがんさんに聞く  岡本有佳
アジアをつなぐアクティビズム 戦時性暴力被害者支援のいま 記憶の力:性奴隷を正しく覚えること  曹曉彤
香港便り  小出雅生
まちや通信  佐藤智代子
ヤンフェミ的ガールズトーク 化粧って“自己表現”?

[AJWRC information]
CSW62参加報告
24条変えさせないキャンペーン/インターン紹介/センターの主な活動

 

【月刊ニュース】反天皇制運動Alert 24号(2018年6月 通巻406号)

今月のAlert ◉ 「元号」・「代替わり」 準備の本格化 さまざまな抵抗の回路を!(北野誉)
反天ジャーナル ◉ はじき豆、竹森真紀、先天性ヤジ馬
状況批評 ◉ 天皇制と道徳の教科化(北村小夜)
映画を観た!! ◉『東京オリンピック』『民族の祭典・美の祭典』(蝙蝠)
紹介 ◉ 『私たちの街の朝鮮学校のこと知っていますか?』 (桜井大子)
太田昌国のみたび夢は夜ひらく〈97〉 ◉米朝首脳会談を陰で支える文在寅韓国大統領(太田昌国)
マスコミじかけの天皇制〈23〉 ◉ 新元号・上皇・「二重化」されつつある権威の抗争?─〈壊憲天皇明仁〉その21 (天野恵一)
野次馬日誌
集会の真相 ◉ 生前退位、何が問題か 改憲〜天皇「元首化」を考える!(神奈川)/女性と天皇制研究会・学習会「眞子〝結婚〟延期と憲法24条─なぜスキャンダルになるのか」/許すな!朝鮮総連への銃撃! 跳ね返そう!ヘイトクライム/〈新たな「人間宣言」〉ってなんだ?─ソモソモ天皇って、人間なの、神なの/原発労働者は団結して要求する!5・26春闘集会
学習会報告 ◉ 君塚直隆『立憲君主制の現在─日本人は『象徴天皇』を維持できるか』(新潮選書、二〇一八年)
反天日誌
集会情報

→前号の目次はこちら

*2018年6月5日発行/B5判16ページ/一部250円
模索舎(東京・新宿)でも購入できます。
http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/