だいたいいつ誰がこんなふうにやるって決めたンだか知らないけど、学芸会みたいな感じだったね。それが天皇在位30年記念式典という、政府主催のもので、どっかの宗教団体の会(っていうのどういうものか知らないけどさ)とたぶん変わらない。税金使ってやってるんだよ。ひどくね?
そしてその返礼として行われた天皇夫妻主催の宮中茶会なるものが、3回にもわたって行われた。なんと2100人もの人が招待された。いったい誰が招待客を選んだんだ? でも実際に行った人は1190人とあるから(産経web版)、1000人の人は招待されても行かなかったのか?
1回目は三権の長や国会議員、2回目は地方自治体の長や各界代表者。スポーツ選手や芸能人が報道されてたから、そんなのばっかりかと思うけど、かなり広い範囲の人がこのときに行ってるのね。「救う会」の会長とかペリリュー島から生還した元日本兵とか、整形外科医のセンセとか。3回目は外交使節団。ほとんど報道されてなかったが、女性皇族はみんな着物姿だったらしいよ。うひぃ。
天皇の返礼ということなのに、また安倍が祝の言葉を言ったりしてヘン。お茶会なのにシャンパン? 1回30分くらいしか皇族はその場にいないのね。挨拶乾杯があって正味20分ぐらいしかない。それじゃ500人の人と話せるわけもなく、うしろの方は皇族がチラっと見えるのを肴にお酒飲んでるのが関の山。立ってるだけの園遊会よりいいのか? ボンボニエールのお土産つきだし。しつこいが税金だぜ……。
ところで、やっぱり雅子はいなかったね、3回とも。いよいよ皇后になれば、適当にサボりながらやれるね。皇后は強いよ。なんでもできそう。眞子と一緒に働き方改革でもやってみれば?
(中村ななこ)