【集会報告】あいち植樹祭反対行動情宣

徳仁が天皇になって、初めての「天皇制四大行事」(明仁時代の国体、植樹祭、海づくり大会に、新たに国民文化祭が加わった)出席となる植樹祭が、愛知県尾張旭市の森林公園を会場として行われた。これに先立って現地で学習会などを積み重ねてきた「代替わりを機に天皇制を考えるあいちネットワーク」の人たちが、植樹祭当日の六月二日、名古屋市内で抗議の情宣を行うということで、反天連メンバーもおわてんねっとの仲間とともに行動に参加してきた。
 
ビラまきをしたのは、名古屋市の繁華街・栄にあるオアシス21という施設の前の公道。この日、この施設の地下にあるサテライト会場で植樹祭関連イベントが行われていた。吹き抜けになっているので、上からイベントの様子がよく見える。情宣は地元の人が一〇人ほど、各地から集まった人が六人。「全国植樹祭に異議あり!『公務』の拡大は問題!」という見出しのビラをまき、植樹祭は規模一万人、一万本で予算は五億六四〇〇万円という財政問題のみならず、それが天皇の違憲の「公務」拡大に他ならないことを、代わる代わるマイクで訴えた。
 
ビラの受け取りはよく、また、サテライト会場からは、巨大ビジョンに徳仁の姿が映ったとたん、「天皇帰れ」という声も響く(こちらの行動とは全く無関係の人)。
 
終わり頃、右翼の街宣車が一台やってきてうるさく妨害を始めたが、みんな無視して行動を終えて撤収した。新天皇の「地方行幸」に抗議する現地行動第一弾! 準備された方々、お疲れさまでした。

(北野誉)