【集会報告】終わりにしよう天皇制 11 ・26 大集会・デモ報告

一一月二六日、「終わりにしよう天皇制11 ・26 大集会・デモ」が行なわれた。

集会は千駄ヶ谷区民会館。まずは憲法学者の横田耕一さんのビデオインタビュー。公務が明仁により拡大されてきた事などに触れ、「おことば」は政治介入であり憲法違反であると指摘。天皇制は全ての差別に繋がるとし、個人の尊重を徹底していく事で天皇制は不可能になるとした。

続いて朝鮮現代史の吉澤文寿さんの講演。征韓論などから始まり、この国のアジアでの自国優位の思い込みに端を発する「朝鮮を属国にしなければならない」という考えはイデオロギーとなり、それを天皇制が補強してきたと指摘。天皇制を背景としたこの国と朝鮮との歴史的関わりを解説した。「戦後」の天皇制のあり方については、植民地責任が曖昧にされてきた事を指摘し、それと共にアメリカの覇権主義を追求する事、朝鮮を忘れない事の重要性を示した。

質疑の後、休憩を挟み、徳仁へ抗議行動を行なって以来、公安の執拗な嫌がらせを受け続けてきたUさんの動画の上映。
公安は退勤時や外出時に、これ見よがしにUさんを「尾行」する。電車では二〇人ほどの公安が同じ車両に乗ってきた時もあったとか。その後、対抗運動が展開され「尾行」は無くなっている。

動画の後は新元号をネタにしたコントが披露された。かなり好評だったが、笑いを文章で表現するのは不可能なので割愛。終わりに、家父長制・戸籍制に反対する立場、非正規公務員の立場から、そして、島根、兵庫、大阪、静岡からアピールがあった。盛り沢山の集会だったが、まとまっていたのは、反天皇・反差別・反権力が背骨にしっかりとあったからだろう。

デモは原宿から渋谷へ歩く。三日前に右翼にボコボコにされたフロントガラスも復活。六月の吉祥寺デモを生き残った大横断幕は、インスタ映えするのか多くの人がスマホを向けていた。カウンター右翼も居たが、目立った妨害や襲撃も無く、警察の嫌がらせも比較的軽微な印象。 参加は集会一六〇名、デモ一八〇名。

穏便に代替わりを進めたい権力側の意図が良く分かるデモだった。もっと波風立てる様、言葉もアイディアも練らなきゃならない。

(村上らっぱ)