【学習会報告】尾高朝雄『国民主権と天皇制』 (講談社学術文庫 二〇一九年)

 宮澤俊義との論争の発端となったこの書において、尾高は「国民の総意」(一般意志)と「個々の国民」の意志の総計は異なったものである、とルソーを援用して言う。「国家そのものの存立の根拠となつている国民全体の意志」であるところの「国民の総意」とは、「すべての権力意志の上にあつて、すべての現実の政治を規正するところの、『常に正しい立法意志の理念』に他ならない」。

 したがって、日本国憲法における国民主権の原理とは、「法の客観的な理念」という近似値的にしか実現し得ないそれを不断に志向し続ける責任概念であると言う(むしろ個々の具体的な国民は「権力に服従する臣民」だ)。これが「ノモスの主権」である。

 では、「法の正しさを決定する法の理念」とも言い換えられる、その理念の基準とはなんなのか? 尾高は言う、平等の福祉である、と。かかる権力の上位に存するものこそ、ノモスである。

 いっぽう、ノモスとは時代によって形を変えつつも、しかし連続性が確認されなければならない。そこで導入されるのが「全体性」という鍵概念である(これは和辻の尊皇論からだ)。ここにおいて国家史、あるいは国民史を担保するための「あらゆる変化にかかわらざる国家の自己同一性」、つまり「全体性」を具現化して国民の一体性を象徴する君主制が要請されるのだ。象徴天皇制とは、責任概念としての国民主権主義を成り立たせる「上層建築」としての君主制なのである。特殊利害の産物としての法律等を「全体性」の象徴である君主が国事行為として公布することで国民という一体性へと収斂させ、一般利害として偽装させる。かくして、かかる「象徴的地位」に基づいて─解説によれば─尾高の畏友・清宮四郎は「象徴としての行為」を定位し、それが現在の象徴天皇制解釈へとつながってゆく。そう、社会に対する象徴天皇の主体性が発動され、それが期待される情勢は、尾高の勝利を示しているということだ(尾高によれば天皇に象徴される理念は国民自らのものだと自覚しなければならない)。

 学習会では尾高の思想は上杉慎吉とかなり連続性があるといった指摘や、宮澤の反駁は結局のところ法学における形式論理を徹底的に突いたものであって核心的な論争はお互いに回避してしまったのではないか、といった意見が出た。

 次回は河西秀哉の『皇居の近現代史』を一一月一九日に読む。   
(羽黒仁史)

【集会報告】東京戒厳令を打ち破れ!天皇即位式反対

 即位礼正殿の儀が行なわれた一〇月二二日は、朝から警察の厳戒と翼賛メディア総動員の態勢であり、これに憤りを感じた人たちが、続々と詰めかけ会場はいっぱいになった。今回の集会に向け、「おわてんねっと」は、天皇制に対するごく普通の疑問や怒りを参加者で共有していこうという方針で準備し、「肩書」など必要とせず自分の主張を貫いてきた人たちに集会への発言を依頼した。

 発言者は六人。ツイッターで私的なスタンスを維持しながら天皇制への怒りをつぶやき続けてきた女性は「日本こそ私から出ていけ」として「憤りと絶望と呪いをもってここに連なり、NOをしめしていきたい」と結んだ。基地と闘う運動を続けてきた女性は、かつての代替わりにおける自粛への憤りや学校教育の問題とともに、沖縄での慰安所の存在を知ったときの衝撃を語った。朝鮮半島の歴史、侵略の歴史と向き合う活動を続けてきた女性は、このような認識を避けさせようとする戦後社会の問題を自らのものとしてこの場に来たと語った。天皇制の女性差別システムの意味を問い続ける女性は、女性たちが社会でさまざまな強要を受け自分自身への違和感を強要されること、これに対抗するなかから自分たち自身の言葉で天皇に頼らない力を示そうと結んだ。また、死刑廃止の活動を続けてきた女性からは、天皇制と死刑の問題として、明治期からは大逆罪とともにあった死刑と弾圧の問題を話し、恩赦を破り捨てた金子文子や「天皇制がある限り民主主義国家はない」と語った免田栄さんについて話した。さらに、「表現の不自由展」への弾圧を批判して名古屋でスタンディングを続けた男性も、天皇制と表現の問題を提起していった。

 発言はいずれも重く、熱く、参加者の心を揺さぶった。短い時間しか確保できなかった集会だが、これらの発言を受け、私たちのこの日の行動への気持ちはより強く、決意も固められていった。この日のデモへの弾圧は酷かったが、逮捕者三名全員について不起訴釈放をかちとった。

(蝙蝠)

【集会報告】香港人靖国抗議弾圧・有罪判決弾劾!

 靖国神社外苑で「南京大虐殺」に抗議した香港人の郭紹傑(グオ・シウギ)さんと、その行動をビデオで記録していた嚴敏華(イン・マンワ)さんに対する「見せしめ弾圧」。二人に対する裁判の判決が、一〇月一〇日に東京地裁で言い渡された。

 判決内容は、郭さんが懲役八月、嚴さんが同六月(ともに執行猶予三年)、それぞれ未決勾留一五〇日算入というもの。求刑(郭さんに対して懲役一年、嚴さんに対して同一〇月)よりは短縮されたが、かれらの非暴力の行為、表現の自由に属する行為を犯罪と決めつける不当判決だ。郭さんは退廷する際、「日本軍国主義は謝罪と賠償をせよ」と拳を振り上げた。そして無罪を訴える二人は、即日控訴した。

 二人に対する救援活動を続けてきた「12・12靖国抗議見せしめ弾圧を許さない会」では、判決に先立ち、九月三〇日に「南京大虐殺・靖国に抗議した香港人弾圧を許すな!集会」をもった。会ではこれまで同様の集会を二回もってきたが、その内容は南京大虐殺と日本の戦争犯罪に焦点を当てたもの。今回は靖国神社がテーマだった。講師は安倍靖国訴訟原告の辻子実さんとノーハプサ!訴訟弁護団の浅野史生さんで、それぞれ「靖国神社はどういう神社か」「アジア民衆にとっての靖国(合祀)」について話した。

 さて、判決後の二人だが、在留資格が剥奪されている二人はその場で入管に引き渡されてしまった。結局二人が香港に送還されたのは一週間ほどたった一〇月一八日。空港で家族や、多くの運動仲間に迎えられた。控訴審も間もなく開始される予定だ。まだ闘いは終わっていない。引き続き注目していこう。

(北野誉)

【今月のAlert 】天皇制の存在こそが弾圧や災害を拡大している

 天皇即位に関連する「儀式」が続いている。代替わり自体は4〜5月の退位即位によって済んでいることなのに、皇室神道にからむ「奉告の儀」だの「大嘗祭」関連の儀式が連なり、そのいちいちについて大仰な解説を行ない、それをありがたげに「拝聴」するしぐさのメディア報道が繰り返される。

 そんな中、街中で「天皇」というコトバにふと聞き耳を立てると、そこそこに年齢を感じさせる中高年が「天皇がいないと国会も開けない(だから天皇は国政に最重要の存在だ)」などと言っているのが耳に入り、苦々しくも唖然とさせられた。この輻輳する「天皇・皇室情報」にべったり浸かっていると、天皇という存在が盤石でなく危ういものであることも、その「国事行為」が憲法が禁止している政治権能であることも、「代行」も可能な「行為」であることも忘れられる。ましてや、これらはいずれも不必要であるとか、あってはならないものであるとかいう考え方は、この国家の域外ではあたりまえのものなのに、「日本国内」ではあたかも存在しないがごとく扱われ、あるいは暴力により圧殺されることになる。

 ●

 徳仁は皇太子の時代に、河川の改修、運河や「水運」などの歴史について論文を書いているという。このかんの台風15号、台風19号をはじめ、各地で発生した大規模な河川の氾濫や断水などの災害への、天皇や皇室からの正式なコメントはまだ出されてはいないようだが、いずれは「おことば」として麗々しく発していくのではないか。それらの発言に対して、「慈悲深い」とか「長年のご研究の精華」だとか不快きわまる形容詞が貼り付けられていくさまも、いまから予想できる。

 戦争や災害による人びとの生活の破壊を、自らへの支持へとつなげようという天皇制のシステムは、やはり徳仁の時代も変わらない。産業の空洞化や企業による収奪の悪質化と、人口減少がすすむ衰退国家のなかで、インフラが各方面でひどく脆弱となっていることが、現在さまざまに指摘されている。「災害」が今後も続くだろうことは確実であり、そのなかでの天皇や皇族の存在は、現政権にとっては、チープな「自己責任」を押しつけながらそれを意識させない構造として、きわめて利用価値の高いものなのだ。タルんだツラのアレが「テンノーヘーカ バンザァーイ」と叫ぶのは戯画だが、災害や生活破壊は現実だ。

 それはともかく、「即位礼正殿の儀」がなされた一〇月二二日は、雨が降りしきる寒々とした日だった。この日は、「反天皇制WEEK」の締めくくりとして行われた五月一日の行動と同じく、新橋での集会を経て、デモに出発した(内容の概略は集会報告を参照)。この日のデモもまた、集会の会場はすぐに余地もないほどにいっぱいとなり、会場からは多数の参加者があふれていった。そして、デモに出発しようとしたときには、みるみる列が厚く長くなり、五〇〇名をはるかに超える数で、新橋から銀座への行動を貫いていくことができた。

 前回の代替わり過程では、全国各地で「自粛」や「祝意の強制」に対決する意思表示がなされていった。それに比べると、今回の代替わりの過程はややひとの結集が厳しい状況だと感じていたのだが、しかし、参加者の内実においては、より一人ひとりの想いを前面に出して、即位イベントに翼賛する「東京戒厳令」を跳ね返していく闘いとして展開することができたような気がする。

 ●

 この行動に対する警察の弾圧は、執拗で厳しいものだった。とりわけデモの列の後部には幾度も機動隊からのいやがらせや攻撃が加えられ、デモの列の分断が画策された。その中で、これに抗議した三名が次々に逮捕されていった。これに対して、天皇による即位を祝う「饗宴の儀=晩餐会」が連日開催される中で、私たちは被弾圧者を取り戻すための連続的な行動に取り組んでゆき、ようやく十一月一日に全員を起訴させずに釈放をかちとった。今回の抗議行動は、さまざまな人びとからの支援を受けることができ、今後にもつながるとても意義のあるものだったと強く感じている(声明参照)。

 私たちの行動は、次には大嘗祭への反対行動へと続いていく。自由な発想で国家権力に向き合っていく試みを、毎回、めざしていきたい。共同行動を呼びかける。

(蝙蝠)

【表紙コラム】

 「裁判所職員の眼差し。裁判所職員の人差し指。クソ天皇裁判長の笑った顔。裁判所の中にいたたくさんの警察。にやけた警察官の顔。すぐそこに見えた皇居。

 たたかうひとびと。たたかうひとびと。たたかうひとびと。たたかうひとびと。たたかうひとびと。たたかうひとびと。たたかうひとびと。」(10月30日、「死」さんのTwitter)

 

 10月30日午後、東京地裁で、22日に行われたおわてんねっとの「即位式反対デモ」で不当逮捕された、AさんとBさんの勾留理由を裁判所に問いただす開示公判が開かれた。

 弁護人の厳しい求釈明にまともに答えず、人を舐め切った顔つきで形式論理的にかわし続ける裁判官の不誠実な態度。傍聴席から鋭い抗議の声が上がり、廷吏が暴力的に襲いかかって退廷者が続出した。肉体として噴出する怒り。そのとき突然、法廷内に大きな旗が翻った。それはとても美しかった。

 このとき間違いなく、権力的に整序された裁判所の空間をこわす、別の世界が立ち現れたのだ。そしてそれは、同じ時間に裁判所前で展開されていた「なかまをかえせ祭り」と呼応して、裁判所を包囲する時間をつくり出していたはずだ。

 全く当然のことだが、被弾圧者は11月1日に全員奪還された。検察が勾留延長を付けられずに不起訴処分で釈放せざるを得なかったのも、この日の裁判所内外の行動、そして警察署や検察庁に抗議の電話をしてくれた多くの未知の人びと、あるいはtwitterを含めて救援会の発信する情報に注目し続けてくれた人びとなど、さまざまな力が結集した結果だ。

 この一連の出来事の中に、私たちは天皇制そのものと、それへの対峙とを見いだすことができる。そこにはお題目ではない「反天皇制」の内実、運動の中で作りだされる可能性と人びとの共同性が生み出されていた。そして私たちはそれが広がっていく確かな手応えを感じた。

 「弾圧は分断されたものをひとつに結集させる」──まったくもってその通り!

(北)

【月刊ニュース】反天皇制運動ALERT 41号(2019年11月 通巻423号)

今月のAlert ◉天皇制の存在こそが弾圧や災害を拡大している(蝙蝠)

反天ジャーナル ◉ (捨てられし猫、俺の先祖は八岐大蛇、映女)

状況批評 ◉ 「文明」と「脱亜」の間(加藤晴康)

書評 ◉ 2020オリンピックに抵抗するための2冊(宮田仁)

声明 ◉ 天皇即位式弾圧救援会声明

太田昌国のみたび夢は夜ひらく〈113〉 ◉ 独裁時代の「過去克服」に向けて藻掻くスペインと韓国(太田昌国)

マスコミじかけの天皇制〈40〉◉ 最高度の「欺瞞(偽善)」の継承の宣言セレモニー─〈壊憲天皇制・象徴天皇教国家〉批判 その6(天野恵一)

野次馬日誌

集会の真相◉ 香港人靖国抗議弾圧・有罪判決弾劾!/「教育勅語」・「日の丸・君が代」と象徴天皇制/いらんばい!天皇制 福岡集会/東京戒厳令を打ち破れ!天皇即位式反対

学習会報告◉尾高朝雄『国民主権と天皇制』(羽黒仁史)

反天日誌

集会情報

 

→前号の目次はこちら

*2019年11月5日発行/B5判16ページ/一部250円
模索舎(東京・新宿)でも購入できます。
http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/

【案内】 天皇制弾圧ゆるさず 11・14 大嘗祭反対ナイトイベントへ! みんなあつまれ~!

 11 月 14 日には、天皇が「皇祖神アマテラス」と共食するという最重要の宗教儀式「大嘗祭」が皇居で夜を徹して行うことが予定されています。一晩の儀式のために 27 億円もの税金をつかって、天皇の神格化をもくろむ政教分離違反の宗教儀式が行われようとしています。

 おわてんねっとは、この大嘗祭に抗議する
ナイトイベント「大嘗祭反対!@トーキョーステーション」
11月14日18:30~ 東京駅前丸の内駅前広場で行います!
天皇制弾圧をはねかえし、「終わりにしよう天皇制!」の声をもっともっと!
なかまたち! 引くなー、押せ 押せ!

 宴会だのパレードだの宗教儀式だの、そんな天皇イベントは許さない! どれもこれも、みんなまっぴらごめんだ!

 即位礼や大嘗祭が、歴史的な根拠を持っていて伝統のある必須の儀式だなどというのは、まったくの大嘘です。地位や権力をめぐって、内紛や内乱を引き起こしたり、あるいは争いに加担して騒動を拡大したりと、たび重なる災いをもたらしてきた天皇や貴族は、「代替わり」を繰り返すうちに、中世・室町時代の「応仁の乱」時期からは独自の経済的基盤すら衰退し、少なくとも二百数十年にわたり大嘗祭を挙行することなどとうていできませんでした。

 近世になり中国の事例をもとにやっと失われていた儀式を「復活」させ、近代になって欧米の帝国主義国家の儀式をも翻案し、それまでの仏教的要素を削除することで、初めて即位大嘗祭の儀式群が成立したのでした。
 30年前に実施された即位大嘗祭の儀式は、現在の法制下では根拠を持たない「明治」期につくり出された「登極令」を引っぱり出して、これが「伝統」だと騙るものでした。今回もまた、前回を踏襲すると称して、30年前に類する儀式がなされています。
 どれほど大げさに宣伝されようとも、「大嘗祭」が意味あるもの価値あるものだなどと信じこまされるわけにはいきません。

 

この行動は終了しました。報告はこちら

 

【声明】10・22 天皇即位式弾圧★仲間を全員奪還しました!

◆獄中に11日間も仲間を捕らえながら続けられた「即位祝賀パーティー」

11月1日、天皇即位式弾圧で不当逮捕され、勾留されていたふたりの仲間をとりもどしました!
やったー!10 月 25 日に先に奪還した仲間もふくめて、3名とも不起訴処分です!
無実の仲間を11 日間も勾留した警察、検察、裁判所をゆるさない!謝れ!
仲間を獄につなぎながら連日「祝賀」パーティーに明け暮れた天皇制を絶対にゆるさない!廃止だ!

 10 月 22 日の天皇即位式反対デモには、500 名を超えるひとびとの参加がありました。政府・マスコミの奉祝強制キャンペーンを打ち破って、「祝わない!」「天皇制いらない!」「即位式やめろ!」の声をあげたのでした。首都「戒厳」の2万6千人の警備体制を敷いた警視庁は、デモに凶暴に襲いかかり、3名の仲間を逮捕しました。天皇制反対の声の広がりを、むき出しの暴力を使って押さえ込もうという天皇警察の仕業です!

◆天皇制の暴力が明らかに――広がる抗議の声

 72 時間の監禁を経て、地検がだした勾留請求を地裁が一度は却下しました。裁判所も勾留をためらうほどの不当逮捕だったということです。ここで1人は奪還できましたが、裁判所は不当にも検察の準抗告を認め、のこり2人にはさらに 10 日間の勾留がつけられてしまいました。
 被弾圧者は警察の差別的・侮蔑的な取調べに黙秘でたたかいました。弁護団は連日連夜の接見、法的対応、書面作成に全力を尽くしてくれました。救援活動は、デモ当日の警察署抗議を皮切りに、カンパあつめ、警察署前での激励、差し入れ妨害への抗議、10 月 30 日の勾留理由開示公判、地裁前での「なかまをかえせ祭り」、東京地検への抗議など、さまざまな動きを連日展開し、たくさんの仲間とともに弾圧への抗議の声をあげ続け、奪還を勝ち取りました!ツイッター経由で獄中へのたくさんの激励メッセージもいただきました。ありがとうございます!
 勾留理由開示公判で獄中の仲間が「今回の弾圧をうけて、天皇制の暴力性、弾圧の体質に改めて気づかされた」と陳述しました。この弾圧を知った多くの人が同じ思いでいるでしょうし、天皇制の生々しい暴力を初めて知った人もいると思います。ナルヒト天皇制が、その即位式の日に反対デモを弾圧して始まったことを、わたしたちは絶対に忘れません。

◆11・14大嘗祭反対ナイトイベントへ!みんなあつまれ~!

 11 月 14 日には、天皇が「皇祖神アマテラス」と共食するという最重要の宗教儀式「大嘗祭」が皇居で夜を徹して行うことが予定されています。一晩の儀式のために 27 億円もの税金をつかって、天皇の神格化をもくろむ政教分離違反の宗教儀式が行われようとしています。

 おわてんねっとは、この大嘗祭に抗議する
ナイトイベント「大嘗祭反対!@トーキョーステーション」
11月14日18:30~ 東京駅前丸の内駅前広場で行います!
天皇制弾圧をはねかえし、「終わりにしよう天皇制!」の声をもっともっと!
なかまたち! 引くなー、押せ 押せ!

2019年11月01日 「10・22天皇即位式弾圧救援会」

 

  • 救援カンパをよろしくおねがいします!
    弁護団は大奮闘してくれました!最低限の弁護士費用をお支払いしたいのですが、不足してます!
    カンパを引き続きよろしくおねがいします!
  • 救援カンパの送り先→
    【郵便振替00100-3-105440】 「救援連絡センター」あて
    ※共用の宛先です。「10・22天皇即位式弾圧救援カンパ」と必ずご明記ください

この弾圧への抗議と支援を!→ PDFのダウンロード

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【声明】10/25東京地検の勾留請求、東京地裁の勾留決定糾弾!「10・22天皇即位式弾圧」2名の仲間をすぐに返せ!

◆一度は棄却された検察の勾留請求

 10月22日に500名以上の参加を得て銀座で行われた「天皇即位式反対デモ」(おわてんねっと主催)において、3名の仲間が機動隊に強襲され、不当逮捕されました。許せない!

 10月25日に東京地検・森中検事は逮捕した3名の勾留(10日間:勾留期限11月2日)を東京地裁に請求。東京地裁は25日午後2時半ごろこの勾留請求を却下しました。つまり釈放の決定です。本来は当たり前のことですが、「司法の独立」など絵空事のこの国においては、検察の勾留請求を裁判所が却下することは大変珍しいことです。東京地裁が政治的な弾圧事件でそのような判断をしたことは前例がほとんどないそうです。それくらい今回の弾圧が、天皇即位式反対の声をつぶすために準備・強行された不当弾圧だということです。

◆検事が「準抗告」!ひとりは奪還したが2名は逆転の勾留決定!絶対許さない!

 東京地検はこの決定に「準抗告」を出しました。勾留却下決定を不服として再び東京地裁に申し立てたのです。東京地裁刑事13部はこの準抗告を棄却し、築地署に勾留されていた仲間は無事釈放されました。
 ところが東京地裁刑事8部・刑事17部は、夜半にかけても準抗告の審理を続け、夜9時ごろになんとこの準抗告を認めてしまったのです!
 これで湾岸署と大井署にいる仲間の釈放は取り消され、10日間の勾留が認められてしまいました!ふざけるな!湾岸署と大井署の外では降りしきる雨の中、仲間や友人たちが二人の釈放を今か今かと何時間も待っていました。東京地裁のだまし討ち、絶対に許せない!

◆湾岸署の差し入れ妨害!抗議したら警官が「殺すぞ!」と脅迫!謝罪せよ!

 その上湾岸署は、被疑者に当然保障されている差し入れの権利を「署の独自ルール」と称して恣意的に決定し、様々な理由をつけて妨害してきました。世界的にも非難ある「代用監獄」で、人権侵害が横行しているのです。
 25日夜には、救援会の仲間が湾岸署を訪れ、受付でこの差し入れ妨害に抗議を行いました。すると多数の警官が突如集められ、仲間たちを暴力的に排除し、あろうことか警官の一人は排除の渦中で「殺すぞ!」という暴言を吐いたのです!はっきりと動画も残っています。「殺すぞ!」発言をした警官は今すぐに謝罪しろ!

◆一日も早い奪還目指して連日救援活動にとりくんでいます!カンパもお願いします!

 救援会・弁護団は残り2名の一刻もはやい奪還を目指して、連日活動しています。勾留期限前には、勾留理由開示公判や集会も予定しています。重ね重ねのお願いになりますが、救援カンパもよろしくお願いします。
 天皇制弾圧粉砕!一刻も早く仲間をかえせ!

2019年10月27日 「10・22天皇即位式弾圧救援会」

 

【10・25に築地署から解放された仲間からのメッセージ】

「いきなり機動隊に襲いかかられて、カメラを壊されそうになりました。いつのまにかパトカーに。なぜ逮捕されたのか今でも全くわかりません。このデモを潰すためだけに準備された逮捕だったと思います。勾留がつけられてしまった2人も全く状況は同じだと思います。早く釈放すべきです。」

 

  • 救援カンパの送り先→
    【郵便振替00100-3-105440】 「救援連絡センター」あて
    ※共用の宛先です。「10・22天皇即位式弾圧救援カンパ」と必ずご明記ください
  • 抗議電話先→ 大井署03-3778-0110 湾岸署03-3570-0110
    (番号前に「184」をつけて非通知に)
  • 救援会の情報は、「おわてんねっと」のブログ(http://han.ten-no.net/)
    ツイッターアカウント「おわてんねっと」で御確認ください。

この弾圧への抗議と支援の拡大にご協力を!→ PDFのダウンロード

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【声明】10・22天皇即位式反対デモでの3名不当逮捕を許さない 早期奪還への支援と救援カンパをお願いします‼

10月22日の「終わりにしよう天皇制! 代替わり反対ネットワーク」(おわてんねっと)の銀座デモにおいて、 
警視庁機動隊による不当弾圧があり、3名の逮捕者が出ました。
エキサイトした機動隊員が挑発を繰り返して、身体が接触しただけで即公妨で逮捕、ほんとうに無茶苦茶です。 

救援会から、抗議と支援を訴えます。

 

【救援会声明】

10・22天皇即位式反対デモでの3名不当逮捕を許さない
早期奪還への支援と救援カンパをお願いします‼

■天皇即位式のための厳戒態勢のなかでの不当逮捕

 2019年10月22日、新天皇ナルヒトの即位式が皇居で行われました。台風の被害もつづくなか、世界各国からの400人もの招待客を招き、莫大な税金を費やし、2万6千人の警察官が厳戒態勢をつくりあげるなかで強行された即位式でした。高御座から即位を告げるナルヒトとそれに応える万歳の声は、主権在民と政教分離を破壊する、まさに天皇制にふさわしい儀式でした。

 「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク(おわてんねっと)」は、この日、新橋から銀座にいたる「10・22天皇即位式反対デモ」を決行しました。500名をこえる参加者は、「祝わない」「税金かえせ」「即位式中止を!」などと書いたプラカードを手にして抗議の声を上げました。デモカーからは歌が流れました。

 警視庁は、20年ぶりに設置されたという「最高警備本部」による弾圧態勢を背景に、この日のデモへの敵対的妨害を露骨におこないました。デモを両側から規制する重装備の機動隊は、参加者に手をだして腕をつかみ、押し、耳元で「早く進め!」と大声を張り上げるなどの妨害をくりかえしました。

 逮捕弾圧は立て続けに起こりました。機動隊の妨害に「触るな」と抗議していた仲間3名が、突然「公妨!」「確保!」のかけ声とともに機動隊に体を押さえ込まれ、地面に引き倒され、逮捕されてしまったのです!白昼の不当逮捕です。デモ参加者は弾圧抗議の声もあげつつ、最後まで即位式反対デモをやり抜きました。

■弾圧とともにはじまったナルヒト天皇制

 10月22日の新たな天皇制弾圧は、ナルヒト天皇制もまた、暴力と弾圧とともに歩むことを鮮明に示しました。「即位恩赦」の一方で3名の仲間を捕らえ、他にも何件もの即位弾圧がかけられるなか、即位式がおこなわれたのです。

 天皇制が弾圧とともにあったのは戦前のことだけではありません。政治的自由が憲法で保障された戦後においても、天皇制反対者に対するでっちあげ逮捕や、尾行などの人権侵害、そして右翼テロが繰り返されてきました。

 世界から不当弾圧と歴史の改ざんを少しでも減らすために、日本天皇制は一刻も早く廃止しなくてはなりません。

■救援カンパを!抗議を!天皇制廃止を!

 3名の仲間は、築地署、湾岸署、大井署に分散留置され、「取り調べ」と称した警察の嫌がらせを受けています。突然日常生活から切り離され自由を奪われ、不安でいっぱいだと思います。孤独な獄中での闘いには、たくさんの皆さんがこの天皇制弾圧を自分のこととして受けとめて、支援を寄せてくださることが何よりの力になります。

 弁護士費用、反撃のための救援カンパを寄せてください。警察に抗議電話をかけてください。救援会が呼びかける行動に参加してください。そして天皇制廃止のための道のりをともに歩みましょう!

 弾圧粉砕!警察は仲間を今すぐかえせ!天皇制の即時廃止を!

   2019年10月24日 「10・22天皇即位式弾圧救援会」

◆救援カンパの送り先→【郵便振替00100-3-105440】 「救援連絡センター」あて 
※共用の宛先です。「10・22天皇即位式弾圧救援カンパ」と必ずご明記ください
◆抗議電話先→ 築地署03-3543-0110 大井署03-3778-0110 湾岸署03-3570-0110 (番号前に「184」をつけて非通知に)
◆救援会の情報は、「おわてんねっと」のブログ(http://han.ten-no.net/)、ツイッターアカウント「おわてんねっと」で御確認ください。

【おわてんねっと今後の行動】
11月14日 大嘗祭反対!@トーキョー・ステーション 18:30 東京駅丸の内駅前広場
12月7日  終わりにしよう天皇制2019大集会・デモ 午後 千駄ヶ谷区民会館

 

*この弾圧への抗議と支援の拡大にご協力を!