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投稿者 スレッド
nomad
投稿日時: 2004-2-15 18:27
管理人
登録日: 2004-1-1
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投稿: 54
「天皇誕生日」に天皇制の戦争責任を考える12・23反天連集会
 反天連は、毎年「天皇誕生日」に集会を開いている。今年は小倉利丸氏(ピープルズプラン研究所)、大橋由香子氏(SOSHIREN 女のからだから)、笹沼弘志氏(憲法学)を招いての集会となった。当日は開場前から右翼の街宣車が集結し、「反天連は日本から出て行け!」というヤジが飛び交うなか、それを公安が規制もせず放置しているというふざけた状況であった。集会は右翼がでしゃばっても平気な時代、まさに「戦争の時代」になったという、司会者の挨拶から始まり三氏の発言へと続いた。
 まず小倉氏は現代の日本を「戦時」と位置付け、象徴天皇制が戦争遂行のための「国民統合」の装置となる可能性を指摘した。そして「国民」は「国民」であるがゆえに「統合」に抗う責任があることを訴えた。続いて大橋氏からは戦前・戦後も一貫して派兵時代には人口政策が浮上し、出産・育児などの個人的なものが「国民の義務」となる点を主張した。その象徴として現在の少子化社会対策基本法の問題点に触れた。最後に笹沼氏は「護憲」には「人権保障」の観点が欠けていることを指摘した。そして他者との信頼関係に基づく、日常的な自由の獲得の必要性を説いた。
 その後の質疑応答では、具体的中身を欠いた手続論に終始する「論憲」・「改憲」ムードへの批判、「天皇条項」批判と「改憲」論議との関係、「反米」と「親米」の収斂の行方などの論点が提出された。
 上記のように今年の集会は「戦争のできる国」/「戦争をする国」という時代状況を受けての議論となった。今や自衛隊が出兵した。そして小泉が公然と元日に靖国を参拝した。今年は日本が本格的に参戦する年となるであろう。その動きに抵抗するものにとっては勝負の年となるのは間違いない。しかし、それだからこそ新たな「運動」と「言葉」を創り出していかねばならない。そういう意味で様々な論点が提出された実り多き集会であった。

(反天連事務局=てんぐ)
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