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投稿者 スレッド
kitano
投稿日時: 2004-5-19 18:04
モデレータ
登録日: 2004-5-19
居住地:
投稿: 22
4・29/5・8反天実連続行動
 「紀元節」・靖国参拝・「みどりの日」に反対する連続行動実行委員会は、四月二九日に「『昭和の日』も『みどりの日』もいらない!」というスローガンで、恒例のデモを行った(デモコースは西神田公園から九段下を通って、法政大学前まで。参加者九〇名)。しかし、この日はデモのみで屋内集会は行わなかったため、その代わりとして五月八日に「今なぜ『昭和』か―『派兵』と『慰霊』」と題した討論集会を持った。
 討論集会の講師は、歴史研究者として竹内康人さんと靖国違憲参拝訴訟・東京事務局の辻子実さん。まず竹内さんは、浜松における戦前の陸軍航空基地とそれを支えた軍需産業の歴史を紹介。浜松から中国や東南アジアへの爆撃隊が飛び立ち無差別爆撃を行っていたこと、毒ガス兵器の開発研究が浜松で行われていたこと、こうした歴史事実が次第に明らかになってきているという話をした。そして、浜松にある戦争史跡・戦争碑に触れつつ、その中にはいつどのように悲惨な死に方をしたのかを詳細に記しているものもあり、そこには反戦の表現として私たちが読みとるべき要素も埋め込まれているのではないかと述べた。性急に一般論としての派兵や反戦を語るのではなく、具体的な地域・歴史から普遍的な教訓や課題をいかに汲み出すのかという提起であった。
 辻子さんは、もしイラクで自衛隊員が死亡した場合靖国神社に合祀されるかどうかという論点から議論を始めた。靖国神社にとって、イラク派兵は建前上「戦闘行為」ではないため、本来合祀の対象には成り得ないはずだ。しかし、国家のための死として位置づけられた上で、チェイニーとの会談での天皇発言を利用するなどして、靖国合祀もあり得るというのが辻子さんの推測であった。いずれにせよ、靖国神社側の政治力・資金力は侮れず、政教分離裁判の「教訓」も踏まえた護国神社への合祀なども当然予想されるなど、注意を喚起する話だった。また、福岡地裁での小泉靖国参拝違憲判決確定は良かったが、一方で東京地裁・高裁の最近の判決では、天皇の特別扱い容認や天皇制の「連綿」とした伝統を強調する判決文が出されており、むしろ危険な状況ですらあると論じた。
 質疑応答では、平和主義的な天皇イメージが戦争遂行にとってむしろ有益なのではないかという論点や、戦死の顕彰や「平和のための戦争」に結びつかない慰霊・追悼はあり得るのか、そもそも集団で慰霊・追悼を行ったり碑をつくるということ自体に落とし穴があるのではないか、といった議論が出された。参加は四五名。   (反天連=水島たかし)
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