« 「秋篠宮家第三子」とされる子どもの誕生をメディアが「奉祝」することについて | メイン | 「お世継ぎ」いらない!実行委のリーフレット »

【声明】「お世継ぎ」はいらない ──「奉祝」を拒否し、天皇制の廃止を求めます

 今日、秋篠宮夫妻に第三子がうまれました。またしても、国をあげての大「奉祝」が繰り広げられています。
 特定の「家」や個人の出産が、格別の慶事として祝われることの不当性もさることながら、このかんの「お世継ぎ」騒動とでもいうべき異常な事態の中で、「家のため」に女性が妊娠・出産することへの手放しの賛美や、男の子の誕生を臆面もなく期待する性差別的な言辞が、日本中にばら撒かれたことを、見過ごすわけにはいきません。

 天皇家は、世襲という「家のため」の子づくり強制、男系による血統支配、婚外子の利用と排除という体系化された性差別、身分差別、民族差別によって維持されています。“現人神”として庶民を戦争に駆り立て、アジアの国々を侵略、蹂躙した責任も一切とらないばかりか、ふたたび戦争国家へとまい進するための「国民」支配の装置にもなりうる、それが天皇制です。
 天皇・皇族を賛美することは、平和や人権をないがしろにすることを意味します。
 にもかかわらず、男子がうまれたことで、「家を継ぐのはやっぱり男」という女性差別的な声がますます大きくなるでしょう。そして秋篠宮家への処遇の見直し(格上げ)、「公務」の拡大など、天皇制強化の動きはますます強まっていくでしょう。
 「皇室典範改正」も、男子がうまれたとはいえ、「皇位継承」問題が解決したとはいえず、引き続き検討されていくはずです。

 こうして、すべてが、天皇家の繁栄のために動いていく。その分、私たちの負担と不自由ばかりが増していくのです。
 そんな世の中、間違っている。天皇制はいらない。「お世継ぎ」はいらない。
 私たちは「奉祝」を拒否し、天皇制の廃止を求めます。

「お世継ぎ」はいらない2006実行委員会
2006年9月6日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ten-no.net/~iranai/mt-tb.cgi/4